メモをとった後、活用するのが難しい

もう見出しのまんまなんですけど、メモをとった後、とったメモを活かすことが全然できてない。みんなどうしてるんですかねー。

だいたい見返さない。

なんでだろう。

どこかでメモの必要性を疑っているのだろうか。

メモをとる時は、とることの重要性を疑ったりはしていないのに。

つまり、メモをとることが目的になっているのだな。パフォーマティヴだ。

対して、メモの中身についてはそれほど重要性を感じていない。コンスタティヴの欠如。

時代はなんでも内容だコンテンツだって言ってますけどー、結局Instagramが流行ってるのだってアップされた写真のパフォーマティヴな面が何かを引き起こしているのではないですかね。

 

戻って、メモを活かすこと、で今急に思い出したけど、山田詠美さんの小説「僕は勉強ができない」のなかで、"役に立てることを学ぶ"ということをテーマにした文章があったはずだ。

知識は、何かの役に立って初めて有用なものであって、だから役に立てる方法を学ぶ必要がある、というような内容だった気がする。うろ覚えなので間違っていたらごめんなさい。

そういえば自分が社会人になってすぐのときに、会社の役員のありがたい話の中で、知識と知恵の違いについて、言及があったはずだ。

その役員が何を言ったかは覚えていないけど、自分なりに考えたのは"知識を知恵に変えるのは知性なのではないだろうか"ということだった。

 

あー、役に立たないことを書きながら知性を持ち出すとは。

まずはとったメモを見返すことを面倒くさがらずにやろう。