20190718 いま読みたいことを書くとしたら
これは日記である。
あっという間だな7月って。
読みたいことを書けばいい、的な本を買って積読しているので、読む前に少し思ったことを書いて、読んだら自分がどう変化しているかを考えてみるのも良いのだと、そう思った。
いま自分が読みたいことってなんだろうか。
アウトプットとインプットの関係性かなぁ。
最近特に思うのは、アウトプットの場があると、インプットの質が変わること。質が上がるといっても差し支えない。
いま自分はアウトプットの場が4つくらいある。でも3年くらい前は2つしかなかった。家と職場。この2つはアウトプットの場としての重要度は最高レベルだし、2つだけではダメだというわけではない。でもよりカジュアルなアウトプットの場をあと2つ持ったら、確実にインプットの質が変わったことを実感した。
情報は、インプット時に同時に起こる、他の情報との関係構築によってその働き具合が決まる気がする。今井むつみさんの、知識のシステム、だ。
このとき具体的なアウトプットの状況を思い浮かべることができると、その情報の活かし方の解像度が格段に上がる。
情報は寂しがっていて、他の情報と繋がろうとしている、と言ったのは松岡正剛だ。
僕はその繋がりに直接的・能動的に関わらなくていい。
繋がりを促す場を作ってあげればいい。状況を用意してあげればいい。そうすれば、自然と情報は他の情報を探して、いい具合に変化して繋がってくれる。
その状況づくりのひとつが、アウトプットの場の用意だ。
4つくらいアウトプットの場があると、何かしらの情報は何かしらのアウトプットと強めに結びつく。
例えば、データアナリストによるKPIの分解についての動画を見たとき、仕事とは直接関係ないのでそっち方向には動かないのだけど、個人的な地域起こし活動のコミュニケーション分析方法に対しては、即座に繋がりを求めて良い接合ができるように変形をしていく。
結果、コミュニケーション分析のデータ分解の粒度を探る作業が重要だと、新たな知見が知識のシステムに加わる。
発想がすごい、と言われるひとの多くは、着想が良い、ということではないだろうか。
インプットした情報を着地させる場を持っていること。
その状況づくりが大切なのではないだろうか。