インプットの時間を増やす考え方

半年くらい前から意識してインプットを増やしているんだけど、インプットそれぞれの話題はべつに書くとして、全体的に分かったことは、スマホゲームに相当おおきな時間を取られているということ。

 

40代に入って、いろんな身の回りの状況の変化によって可処分時間が増えたのだけど、時間の使い方に意識を注がないとゲームしてる。ガンダムウォーズとか。サカつくとか。ゲーム面白いよね。

でも何かを自分にインプットしようと、少し強い要請、プレッシャー(外からではなく自発的な)を持つと、自然に日常の中の削れる時間を使って、インプットのための隙間を作り出す。

それが私の場合、スマホゲームの時間だった。いい大人が、とひと昔前なら言うのでしょうか、今や老若男女問わずやっていますからね。

 

でもこれはたぶん、順番が逆だと上手いこといかなくて

スマホゲームやめる→別のことに時間を使う

ではなくて

別のことに時間を使いたいと思う→スマホゲーム時間が減る

の順番だから上手くいったんだな。

 

「うしろめたさの人類学」でいうところのバランス、ですね。

スマホゲームをやめた訳ではなくて、インプットしたいという欲望と、スマホゲームをしたいという欲望が自然にバランスされた感覚がある。

そうすると大切なのは、インプットしたいという欲望の内面化、だ。インプットしたいという欲望が外から与えられたもののままだと、スマホゲームがしたいという欲望との直接的な削り合いになってしまい、大抵の場合は簡単に楽しめる方が勝つ。

そうではなく、インプットしたいという欲望が内面化され意識化されることで、一旦空隙を作り、その空隙をインプットとゲームの欲望でバランスする、そういう手順で進むと無理が少ないから成功しやすい。

 

「謎床」で松岡正剛氏が言ってた、編集は先に空隙を作ることが重要、というお話と少し似てます。